第11回 実技試験解説(形状把握&レイアウト&表面粗さ解説) 令和5年度

技能検定 機械・プラント製図(3級)対策

※このカテゴリーは、私が非常勤講師を行っている大阪工業技術専門学校の基礎製図の授業中に行っている資格取得の授業をフォローするものです。(基礎的な製図授業を前期で終了し、後期に行っている授業)

今回は令和5年度の実技課題を使って解説をしていきます。

なぜこのようなことをするのか?書く前にする準備などの説明は、以前の記事(動画)を確認ください。

今回のお題は、シンリンダ装置の組立図です。

問題文を読みながら構成を理解していきます。動画では、理解を促すために少し構造は違いますがシンリンダのカットモデルを見ることができます。

風船が上がっている部品の説明を読み部品図を作成する本体①の形状を理解してください。部品の形状を理解するために今回は、鋳物についても多少説明しました。

形状理解のための色塗り→レイアウトの指示を読んで大まかに配置を決めておきましょう。

問題文中にある重要項目は確実に図中に記載しましょう。過去問で問われているような部分は、全てJISに基づいて記載できるように理解し記憶しておきましょう。

表面粗さの使い分けにおいても多少は説明を加えています。模範解答を見て自分で何度も下準備のシュミレーションをしてください。その上で時間内(書くだけなら2Hほど)に書けるくらいの手の速さは、練習で身につけましょう。

★技能検定試験は、技能の試験です。つまり、頭では理屈を完全に理解していても形状把握や時間内に図面を書き上げる(正確には60点以上の図面を書く)技能は、練習をしないと身に付きません。

動画で理解できるのは、段取りと手順などだけです。実際に手を動かし寸法を測り取りし作図していくのは、練習をしないと身に付きません。受験者は、十分に個人で準備をしてから試験に臨んでください。

【くろたかの機械設計講座】 技能検定機械プラント製図(3級)対策⑪
【くろたかの機械設計講座】技能検定機械プラント製図(3級)対策⑪#機械設計 #機械製図 #技能検定機械プラント製図3級

コメント

タイトルとURLをコピーしました