整理整頓

机の上を見ればその人の仕事が分かる、机の上すら整理できない人は仕事の整理整頓もできない。 逆にきれいな机の人は、ちゃんと仕事をやってくれるイメージがある。仕事は段取りがすべてというのも同等の意味だと思う。

あれはどこに置いたっけ？そうやって探す時間ほど無駄な時間はない。 結果的に時間をかければかけるほど無駄だからだ。机の上で思うようなものにたどり着けないときは、片付けの合図だ。まずは整理整頓だと思ってしてみよう。

全く使っていない物はないか？たまには使えるかどうか確認しよう。もう使えなければ修理するだろうか？そんな意識でものに接していれば無理せず断捨離できる、必要なものと不要なものを分けることができるのだ。

整理整頓をするまえにそれぞれに場所を決めておこう。何に使うのか？どれだけ使うのか？そんなことを考えるだけで色々と発見があるはずだ。 余裕のある時ほど乱雑な周りの環境を見直して環境をよくするといい。

目の前のごみは捨てればいい、散らかってるなら片づければいい。 目に見えるものは、整理整頓できるがこころの不満や乱れは目に見えない。見えないものは得てして整理が難しいものだ。そんな時はやはり断捨離することだ、心の無駄はきれいに捨ててしまおう。

腐るなとよく言われるが、何時までも同じことを悔いているとその心のごみは、生ごみだと思う方が良い。小さな不満は、やがて大きな不満となり、腐り悪臭を放ち周りの迷惑にもなる。 そのような心のごみは、早く捨てる（忘れる）ことだ。

内省を心がける、一日の自分を振り返り、自分の行いや口に出したことなどをもう一度まとめてみる。 それが心の整理整頓となる、自分自身をもっと深く探求すべきだ。

整理整頓は、慣れないと誰でもできるものではない。でも一日一個何かを捨てるくらいなら簡単なものだ。一度にやろうと思わずにまずは不要なものを処分するだけでも整理整頓の第一歩になる。小さな一歩でも環境を変えていくには十分だ。

ふとした時に自分が言った言葉が頭の中で繰り返されることがある。あれはあれで良かったのか、もっとうまく言えないかったか、反省が大半だが賞賛でも構わない。日々自分が発した言葉を振り返ることで大きな自己成長につながる。

物事のアイデアが浮かばない時は、ぜひ周りの整理整頓を行って欲しい。気分転換になるし、まずは最初に不要なものを捨てる、その時に改めに目にするもの、捨てるかどうかの判断が脳には刺激となる。