※このカテゴリーは、私が非常勤講師を行っている大阪工業技術専門学校の基礎製図の授業中に行っている資格取得の授業をフォローするものです。(基礎的な製図授業を前期で終了し、後期に行っている授業)
今回は、前回の復習をしながら最終の仕上げと行きましょう。下準備であった①部品形状の把握、②重要事項の記載、③寸法記入をもう一度思い出してみましょう。
そこまで準備が出来たらいよいよ解答の記入に掛かります。今回は、理解のために回答図を見ながら解説しましょう。
①図枠・中心マーク・表題欄・普通公差記号・投影法記号は確実に暗記しておくこと
②縮尺(3級はほぼ1:1)、配置(必ず確認)から下準備の寸法量も加味してレイアウトを決める。→手書きではこの作業がとても需要です。(書き直すと間に合わない)
③作図して寸法を入れ始めると途中でも良いので重要事項の記入や表面粗さなど書ける部分は全て先に書いていこう。通常の業務であればあいまいな状態で次の作業に移るのはあり得ないが、試験なので総合的に6割~7割を目標に作業を進めていくのがコツです。
基本は、ここまでの練習を何年分かタイムスケジュールを図りながら進めることでかなり上達できます。技能試験ですので練習すればするほど合格精度は上がります。きれいに書かないといけない、寸法抜けなどあってはいけない、製作図であれば当たり前ですが試験なので、点が取れる部分だけを時間内にどれだけ表現できるかに重きを置くべきです。
【くろたかの機械設計講座】 技能検定機械プラント製図(3級)対策④
【くろたかの機械設計講座】技能検定機械プラント製図(3級)対策④#機械設計 #機械製図 #技能検定機械プラント製図3級
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