※このカテゴリーは、私が非常勤講師を行っている大阪工業技術専門学校の基礎製図の授業中に行っている資格取得の授業をフォローするものです。(基礎的な製図授業を前期で終了し、後期に行っている授業)
今回は令和2年度の実技課題を使って作図前の下準備をした後からの作図工程を解説しています。
問題文をよく読むのは分かったし、ちゃんと記載できるようになったけど、あとは部品図書けと言われてもそもそも①寸法とか②表面性状とかどうするんだよって話です。
【寸法を入れるコツ】
①まずは主投影図に入れる
②なるべく実線部分に入れる
★技能検定の場合は、寸法は見づらくてもどこかに入っていればオッケー
時間の配分もあるため、R部や面取り寸法なども分かる部分からドンドンと入れていく(細かい寸法は時間がなければフリーハンドでさらっと書く)
【表面性状の入れ方】(あくまでも試験だけの知識です)
必ず三種類を使い分けること!(Ra25 Ra6.3 Ra1.6)
①Ra25は、形状のみ欲しい場合に使用→あたり面でもなく、はめ合いなど機能も必要ない
②Ra6.3は、取り付け面に使用→組図を見ればほかの部品が取り付いてる面
③Ra1.6は、はめ合い指示などベアリングなど要素部品が取り付く面→組図で判断
全てこうだと言わないがざっとこんな感じで判断しましょう。
【くろたかの機械設計講座】 技能検定機械プラント製図(3級)対策⑥
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