第8回 学科解説 令和3年度

技能検定 機械・プラント製図(3級)対策

※このカテゴリーは、私が非常勤講師を行っている大阪工業技術専門学校の基礎製図の授業中に行っている資格取得の授業をフォローするものです。(基礎的な製図授業を前期で終了し、後期に行っている授業)

技能検定3級の学科試験は、30問で〇×問題となっています。過去問は、職業能力協会(各都道府県にある)のHPで過去三年分閲覧可能です。一見、機械・電気など3DCADに関するあり幅広く感じるかもしれませんがきっちりと数年分の過去問を理解してれば(問題の丸暗記では駄目)、まず受かります。

解説は動画を見ていただくとして問題を解答をセットして記載しておきます。

【令和3年度学科 問題・解答】

1.図の部品のテーパ角度は、10°である。:×

2.日本産業規格(JIS)に規定する製図用紙のA3サイズの短辺×長辺は、297mm×420mmである。:〇

3.ディバイダとは、長さ寸法をスケール又は図形から製図用紙に移したり、線分を分割したりする器具である。:〇

4.円すいの底面から頂点までの高さの1/2の高さで切断した面の面積は、底面の面積の1/2倍である。ただし、切断面は底辺と平行なものとする。:×

5.日本産業規格(JIS)の材料記号において、機械構造用炭素鋼鋼材を表すS45Cの45は、鋼材が含有する炭素量が約4.5%であることを意味している。:×

6.鋼を適当な温度に加熱し、その温度に保持した後、炉中で徐冷する操作を焼きならしという。:×

7.衝撃荷重は、静荷重に分類できる。:×

8.片持ちばりの先端に集中荷重が作用した場合には、曲げモーメント図は下図のようになる。:〇

9.直径をdとする中実丸棒の断面係数は、π(パイ)d³/32である。:〇

10.イナートガスアーク溶接は、抵抗溶接の一種である。:×

11.力P1,P2を力Pの分力という。:〇

12.液体の粘度は、一般に、温度が上昇すれば小さくなる。:〇

13.日本産業規格(JIS)によれば、温度の単位K(ケルビン)は、熱力学温度の単位である。:〇

14.正弦波交流電圧の実効値が100Vの場合、電圧の最大値は100Vである。:×

15.プラスチックには、めっきはできない。:×

16.金属が科学的あるいは電気化学的に、周囲の環境によって浸食されることを腐食という。:〇

17.配管の接合用ねじとして、管用ねじがある。:〇

18.平歯車を外形図で描くとき、歯底円には太い実線を用いる。:×

19.たわみ軸継手は、軸心が合わない場合には使用できない。:×

20.ナットとボルトを機械的に固定するゆるみ止めとして、みぞ付きナットに割りピンを使用する方法がある。:〇

21.はすば歯車対では、回転を伝えるときに、軸方向の力が軸に生じる。:〇

22.鍛造加工は、塑性加工の一種である。:〇

23.研削盤とは、といし車を使用して工作物を研削する工作機械のことである。:〇

24.ブリネル硬さを表す記号は、HVである。:×

25.下図のマイクロメータが示す寸法は、6.21mmである。:〇

26.日本産業規格(JIS)によれば、内燃機関の行程とは、上死点から下死点までピストンが移動するときの容積である。:×

27.電気絶縁の耐熱クラスの温度は、耐熱クラスの指定文字Hよりも、指定文字Aの方が高い。:×

28.下図で示すダイオードに流れる電流の方向は正しい。:×

29.日本産業規格(JIS)によれば、CAMの対応英語は、Computer aided manufactuturingである。:〇

30.日本産業規格(JIS)において、CAMとは、製品の設計に関する規則又は方法をプログラム化して、コンピュータを利用して自動的に行う設計のことである。:×

【くろたかの機械設計講座】 技能検定機械プラント製図(3級)対策⑧
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