※このカテゴリーは、私が非常勤講師を行っている大阪工業技術専門学校の基礎製図の授業中に行っている資格取得の授業をフォローするものです。(基礎的な製図授業を前期で終了し、後期に行っている授業)
今回は、令和2年度実技課題を題材に作図前の下準備を説明していきます。
課題図は、ギヤポンプ装置です。まずは書く投影図の指示を問題文で確認し、図面構成を正しく理解しましょう。風船の上がっている各部品の解説を読みながら部品図を作成する本体①の形状を把握しましょう。他の部品の構成は、直接本体①の形状には関連がないが表面性状や形状把握の情報としては、非常に役に立つ情報です。(部品図作成の①に色を塗るなどして理解を深める)
【形状把握後、作図で重要なこと】
①問題文の指示事項に従い配置を確認する(これを間違えるとほぼ不合格)
②問題文の重要事項を確認し全て図面上に記入するように段取り
③測り間違い・勘違いをしないように大まかな寸法を目盛る(配置に役立つ)
【実際に下準備をやってみよう】
①色塗り
②情報を全て記載
③寸法を入れる
試験時は時間の関係上焦るし、段取りなどしている暇はないと思うかもしれませんが、この段取りをちゃんとしていないと勘違いによる大失点やレイアウトミスによる書き直し(現実的には間に合わない)につながるので下準備+作図で時間内に終了できる速度感になるまで手書き練習すべきです。
【くろたかの機械設計講座】 技能検定機械プラント製図(3級)対策⑤
【くろたかの機械設計講座】技能検定機械プラント製図(3級)対策⑤#機械設計 #機械製図 #技能検定機械プラント製図3級
コメント